河合亞美と藤間絢也の、日々の日記です。
by ami-aya
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縁のことを、ふと思う。

この人とは縁がある。
だからずっと友達だ。


そう思っていた人との縁が
なんとなく、切れてしまうことがある。


もう何年会っていないだろう。


会いたくないわけでもなく。
会わない理由もなく。
でもなんとなく、会う機会もなく。
まあ、そういう縁は、またつながるかもしれないけど。



間違いないと思って大切にしていた縁が
間違いないと思っていたのは私だけで
相手から切られてしまう場合もある。


それは、まるで
恋愛の失恋のように
私を哀しませるけど、
切れてしまった縁を
私は追う事はない。


ああ。切れてしまったんだなあと。


縁があると信じていた時の
楽しい記憶も、
しばし封印。


受け入れるまでは切ないけれど、
受け入れてしまえばもう大丈夫。



だけど、
今、つながっている縁も
切れてしまう可能性があるんだなと
時折私は怖くなる。


そう思うと。


人と人のつながりほど
もろいものはなくて・・・


やっと見つけた、と思った「絶対」は
間違いなく「絶対」じゃないのに
そんなことは知ってるのに
「絶対」であって欲しいと望む私がいる。


うっかり「絶対」なんてない、ってことを
忘れてしまうことも。


「また会おうね」と手を取り合い
抱き合って、別れた沢山の
友達や仕事仲間たち。


きっと、沢山の人と
既に私は、
今生の別れをしている。


何かのエッセイ・・・さくらももこのエッセイだったかなあ。
違うかな。


「家庭教師の先生が最後の授業を終えて、
「またね」と去っていく。
それは、よほどのことがない限り、
間違いなく今生の別れなのだ」・・・
というようなくだりがあったっけ。


そう、確かに。
そういえば。
私も小学校の時の家庭教師の先生と
すでに今生の別れをしてるなあ。


ハンサムで、ママが用意するチョコレートケーキを
いつもおいしそうに食べていた、
東大生の男の先生。
メガネをかけてて痩せていた。
目が綺麗な人だった。
楽しくて、大好きだった。


名前も、知らないその人は
今もどこかで生きていて
大学生の時に家庭教師をした女の子がいたな、
程度には私のことを覚えているのだろうか。



この世のどこかに。


いつまでも私のことを好きでいてくれて
また、私に会いたいと
思ってくれている人がいるのだろうか。


人は
いつでも
ひとりぼっちで
「思い出」を紡ぐために
人と出会うのかな。


その「思い出」も、その人だけのものだ。


そして、


死んでしまえば全部消える。


どうせ消えてしまうものなのに。
「いい思い出」を求めて生きている。


縁がつながったり
縁をつなげたり
縁がきれたり
縁をきったり


くりかえしくりかえし。



ああ。


そうねえ。


もっとドライな私になりたいなあと思う。


物事も、人も。
あんまり強く愛さないよう。


そう思うんだけど。


なかなか、それが、出来なくってねえ。


哀しくなって、困ります。
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by ami-aya | 2007-05-31 12:50

ついてない日

ふう。

今日、という日を振り返るなら。


トータルで・・・。


あんまり。


・・・・いい日じゃ・・・・なかったな。


一個一個はたいしたことじゃない。
でも今日一日で、全部「起きる」と
かなり、凹む。


ツイてないことがあり。
いらいらすることが、あり。
悲しい気持ちになることがあり。
ショックなことも、あり。
凹むようなことも、あり。


なにも、全部、今日じゃなくてもいいのにねえ(笑)


また必ず、いい日もあるからさ。


今日は、もう。


どうにもこうにも。


しょうがない。


ちょっとここんとこ。


体温も血圧もバイオリズムも
下がってる感じだな。


まあ、また、上がるでしょ。


ね。


------------------------------------

※そんな中、オーストラリアに住む
「妹」より、嬉しい便りもありました♪
よかったね!おめでとうっ!!
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by ami-aya | 2007-05-30 23:00

私、ヘビ?カエル????

昨日のことでございます。

お昼近くになってから、急激に体がだるくなり、
頭がぼ~~。そして頭痛と悪寒。

あー。
こりゃ風邪だあ。
絶対に熱が出そう。
また風邪かあ。
急に寒くなったからなー。ちくしょー。

全身の倦怠感と戦いながら、仕事を終えて、
帰宅・・・・。

家事を済ませ、PCの前に座るも、
あまりのだるさにマウスを操作するのもいや。


うわー。ヤバイよ。
こんなにだるいって事は
高熱があるんじゃないかあ?!




体温計体温計・・・・・。



・・・・・測定・・・・・・・・。



測定結果・・・・・・・・・・。




ぎょっ。




夜10時過ぎて。




体温が~~




35度8分しかない~~!(T▽T)



悪寒とだるいのは高熱だったからじゃなくて、
低体温!!!!逆じゃねえか!
おそらく、頭痛と全身倦怠は、低血圧のせい!!




あの暑さから急に気温が下がって、
動けなくなったのか?!


ちょっとまて。
おい。あたしゃ哺乳類だぞ。


寒くて体温下がって動けなくなるって・・・・


ヘビかよ?カエルかよ?!(さまーず三村風)


ふらふらになりながらベッドに入ったら
横になった瞬間ほぼ気絶。



今朝起きたら、36度2分(朝の私の基本体温)まで回復・・


今日は頭痛は残るものの、
とっても元気に働くことができました。



それにしても体温維持できなくなった私って一体・・・・。




哺乳類のはずなんだけど。
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by ami-aya | 2007-05-29 22:22

「デパートはやめたほうがいい」

先日お稽古場に見学にいらした方に
「お稽古に必要なものについて、
いろいろ説明してあげて」と、師匠より命を受け、
細かく説明していた時に、
私が言ったセリフ。

「デパートはやめたほうがいいです」


着物関連の小物を買うにあたり、
デパートは絶対にやめたほうがいい。

ふつーのものが
ふつーに高いのだ。

もちろん、有名なブランドの、ちゃんとしたものなんだけど、
お稽古に使うのに、そこまでちゃんとしたものである必要はない。


そこそこの品質で、使いやすいものが
世の中には沢山あって、
それは、デパートで買うより、
下手すると、半額くらいの値段だ。


足袋なんて、半額どころの騒ぎじゃない。
下手したら10分の一(!)の値段で手にはいることもある。


インターネット万歳だ。
もう、ネット通販がなかったら、
私は、こんな風に着物ライフを送れない。
ホントにホントにありがたい。

きっと・・・・世の中には、
さまざまなネット通販の存在を知らず、
「着物ってたかーい」と思って
遠ざけてる人が沢山いるんだろうなあ。


デパートがあかん。デパートももうちょい、勉強して、
気楽な呉服コーナーを作って欲しい!


そんな中。


そろそろ浴衣の季節。


アルバイトで一緒の、22歳の女の子が。
「浴衣買いに行かなくちゃなー♪」と言っていた。


「デパートはやめたほうがいいよ」と
また同じセリフの私(笑)


「えーなんでですかあ?」
「つるしなのに、2万、3万、ってしちゃうよ。
 ヤフオクで、3000円、4000円出せば
 素敵な反物がごろごろしてるから、
 反物から、仕立てたほうが絶対にいいって。
 仕立てだって、安いところでは8000円くらい。
 いろいろ入れても1万5千円以内で
 浴衣を手に入れられるから」

「え!そんな方法があるんですか!」

「そうよぉ。それから、(側にあった雑誌を手に)
 こういう色とかこういう色(派手なピンクや黄色)より
 やっぱり、紺地、白地が粋よぉ。
 若い今だからこそ、紺地、白地を粋に着こなすのが
 素敵なのよ。
 帯の色は華やかにしてもいいからさ。
 髪もね、すっきりとまとめて、きりっとね。
 そういう感じがいいなあ♪」


自分の好みを押し付ける私(笑)


「わあーそうですねえ。」


話をあわせてくれる若者よ。ありがとう(笑)。


けど、まんざら、ホントにそう思ってくれたらしく

「反物から仕立てるほうが安いなんて、
まったく想像もしてませんでした。
やっぱり日本舞踊やってるって、スゴイんですねえ。
情報が違うわー。
いろいろ調べてみます!」


はっはっは。何もスゴくはないぜ。


あくなき、「いいものをどうやって安く手に入れるか」を
研究し続けた結果だ(笑)


研究の結果は
「デパートはやめたほうがいい」なのだ(笑)

※デパート業界のみなさん、すみません。
他のものはデパートで買ってる(こともある)から許してねー。
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by ami-aya | 2007-05-27 00:07

「3階西二列」の悲劇(T-T)

久々の歌舞伎座でございました。
いろいろあったので、
今月は節約モード爆裂の3階B席。

團菊祭は、毎年、「菊五郎をいいところで見たい」ということで
大奮発の2等席♪(^0^)~~にするのだが
今年は、三階。しかもBだB.

チケットWEB松竹にログインし、
ヒットしたB席は「西2列」。

「後ろがいないから乗り出しても迷惑にならないしー。
いいかー」とそのままゲット。


2度と。

2度と「3階 西」には座らない!


ここまで舞台下手側がごっそり見えないとは思わなかった。


3階Bでも、花道の、すっぽんくらいまでは
なんとかちらりと見えるものだ。


それが、もう・・・・・・

立ち上がって乗り出しても、舞台下手側の三分の一は
見ることが出来ない。


花道で芝居や踊りをされると
ラジオを聞いてるみたいだ。

「女暫」は花道の芝居が長い。
お客さんが笑ってる。ああそう。ここは面白いんだよね。
まったく見えないけど。

「雨の五郎」で家元が最後に花道に出たところ
お客さんが笑顔。きっとかっこいいんだろう。
まったく見えないけど。


「三ツ面子守」。ず~~と花道で踊る前半はただBGM。
仕方がないから自分が習った振りを
ずっと頭で浚っていた。まったく見えないから。


「め組の喧嘩」。
花道で派手な音が。お客様が拍手。
はしごをつかってなんかやってるんだなあ。
菊五郎が絶対にかっこよく決まってるんだろう。
ふん。見えませんよ。ふん。


いくら安い席でもこりゃああかん。
見えないにもほどがある。


今日は偶然、お稽古場の
後輩のお弟子さんの愛子ちゃんと
席が隣だった。
二人で、役者が花道に出るたびに
「あああああああー。いかないで~~」
と手を差し伸べていた。


二人で、着物姿。
ぷんぷん怒りながら
「この席だけは二度とごめんだ!」と
共感しあった。


そして・・。

お互いに、
「今日は偶然となりでよかった、
一人だったら、寝ちゃったかもしれないし、
このひどい環境だから、
かなりつまんなかったかも」と
「不幸中の幸い」を喜んだ(笑)


そう、もう
つまらない、見えない、という
ストレスを二人で「笑いのネタ」にしてしまったのだ(笑)


「あ~~いかないで~」
「どうせおもしろいんでしょうよ~~」
「あ~~絶対に今カッコイイに決まってる~」

などなど言いながら、
最後の最後は、二人で同じ笑いのツボを発見し、
もうそこに集中して、死ぬほど笑い転げていた。
※私たち以外のお客さんが誰も笑ってなかったので
ますます笑いがとまらなくなり
「ねえ、なんで、誰も笑わないの?」
「だって、絶対に変なのに、こんな変なのおかしいよね?」
「見れば見るほど、おかしいって!
 え?なんで誰もこのおかしさに気づかないの?」


終わった後、
着物姿で、笑い転げる私たちを
見ていた隣の席のおじいちゃまが
「楽しそうでしたね♪」と満面の笑顔で声をかけてくださった。

「うるさくしてすみません」と謝ったら、
「いやいや、私も楽しかったんですよ。
楽しかったですね(^^)」


おじいちゃまも
「○○○○の変さ」に気が付いておられたのだろうか?!


ひどい席ではあったけど、
こうして笑い転げたり
美味しいたい焼きを食べたり、
帰りにビールを飲んだり・・ってところで
非常に楽しい時間になったのでよかった。



三階西には2度と座らないけど。
「今日愛子ちゃんと三階西」だったのは、よかった(笑)



しつこいようだが。


三階西には、絶対に絶対に座らない!!



※今日一番のびっくり
「女暫」で、最後の最後に
役者が下手から登場する。
下手なので、登場した瞬間は見えない。

その時、一人の大向こうさんが
「萬屋!!」と叫んだ。

「え?この役をよろずやが??
時蔵?まさか~~。声違うし~~」

見える位置まで役者が移動してきた。



この世の中に



こんなに三津五郎に似ている萬屋の役者がいるんだろうか?



私:「ねえ、どうみても三津五郎なんだけど」
愛子:「でも、今よろずや、って言いましたよ。
     三津五郎じゃないですよ。」
私:「だよね。じゃよろずやの誰かかな」

双眼鏡で見る。

私:「・・・・・三津五郎だよ・・・・」
愛子:「ええっ!ってことは大向こうが間違い?!」
私:「だね・・・・まずいよねえ。
   それにしてもなんで萬屋って言っちゃったんだろう・・」
愛子:「誰と間違えたんですかねえ」


そして、その間違いを訂正するかのように
「大和屋!」の声がかかった。

ほっとする私たち。


いくらなんでも、三津五郎に「よろずや!」はまずいでしょぉ。


まあネタとしては面白い(笑)
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by ami-aya | 2007-05-25 00:45

ビンボー昼飯

d0080387_12111897.jpg

いや。
たまに食べたくなるんです(^^;)

近所のスーパーで79円だったし。
バイトに持参しちゃった(^-^)


しかし、
箸を忘れた!

箸がない…!



スプーン二本ですくいます(ToT)…
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by ami-aya | 2007-05-19 12:11

日本舞踊ってスゲエ!!

いやー。

自分で驚いた。

完全復活です。

お稽古したら、ダメージが、うそのように消えてしまいました。
ホントにうそみたいな話。

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私が受けたダメージは、
多種多様に及んでおりました。

悲しいのはもちろん、気疲れもあったし
体力的な疲れも・・・。


そして、一番受けたダメージが
「火葬場」での「作業」でした。


中学生の時に祖母を見送った時に始まり、
火葬場の経験は何度かあります。


火葬場は、だめです。苦しい。


毎回、同じダメージを受けます。


あの、棺が、がらがらと、焼く機械に入れられ
扉が閉められ
「ゴ~~」という炎の音が響く。
この瞬間、まず息苦しくなる。


そして、一時間半くらいで、
さっきまで、「人」だったのに
粉々の骨になっている・・・・。


人の命のはかなさ。
魂ってあるのだろうか。
この人はどこに行っちゃったんだろう。
骨になってしまったこの人と
もう本当に会うことはないんだ。

私も、いや、この世の誰もが
最期はこうして、骨になるんだ。
どの人とも、こうしてお別れするんだ。

これからも、こういうお別れが沢山あるんだ。
沢山・・・・
悲しいことが沢山沢山待ってるんだ
人生って・・・・生きるって・・・死ぬって・・一体・・・


いろんな想いに押しつぶされそうになり
お骨を上げると、気を失いそうになります。
お骨が気持ち悪いとか、そんな不謹慎なことでは
決してありません。
想いがあふれてしまい、苦しくて切なくて
気が遠くなってしまうのです。


倒れそうになるのを我慢して、
食事の席まで行きましたが
案の定、そこで限界となり、
座っていることもできなくなって
私はしばらく控え室で横になっていました。


「負」の想い、
「負」の考えに押しつぶされそうになった私は
それからしばらく、肉体的疲労も重なり、
完全にパワーを失ってしまったのでした。


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今朝起きても。
沢山眠ったはずなのに
どこかだるい。


なんにもしたくない。
寝てたいな。


でもお洗濯しないと。


ああ。お稽古。お稽古だよ。今日は。


いつもなら、ニコニコワクワクのお稽古日。
なのに。
なんだか気が重い。


お稽古日なのに気が重いなんて
完全に、私、ダメダメだな。ヤバイな。


支度してお稽古場へ。
師匠の到着までに、お湯を沸かしたり、
カセットデッキの準備したり、いろいろして、
浴衣に着替えた。


師匠がいらした。


ご挨拶するものの、なんとなく、師匠のお顔が見られない。
下をうつむく私に「大丈夫?」と師匠がお声をかけてくださるけど
「ハイ」と返事する私は師匠の目を見てない。


隠隠滅滅状態・・・・・・・・・・。


小道具たちを用意し、赤ん坊を背負ってねんねこを着て
お扇子を置いて、その時、
しっかりと師匠のお顔を見て、
「お願いいたします」とお辞儀をした。


その瞬間。


私の頭には、「踊る」ことだけが100%になった。


清元「子守」を踊るということだけに
100%満たされた。


師匠のお稽古は、容赦なく(笑)
何時もにまして、細やかな直しが沢山入り、
また、沢山の新しいことを教わった。


そして沢山叱られた(^^;)。


だけど、
不甲斐ない自分の踊りに苛立ちながらも
「なんて・・・・・私は幸せなんだ!」と思った。


汗が目に入るほどにぐしょぐしょの私。


その汗と一緒に、私の中に居座っていた
「負のパワー」が流れ出ていったのだ。


お稽古が終わった時の私は、
もう、お稽古が始まる前の私ではなかった。


プラスのパワー。
そう。


プラスのパワーを、
日本舞踊にもらった。



また、元気に生きられる!
そう・・・やっぱり・・・・・・・・踊りは・・・・・
私の・・・・・・生きる力・・・!!!



さらに、「水仙丹前」の後ろに立ち、
ちえみさんの「大原女」を見て、
益々私はプラスのパワーに満たされていった。


ちえみさんの「大原女」を見ながら、
私はあまりに幸せで、ニヤニヤしてしまったほどだ。
また、彼女の踊りの上達振りが
見てて気持ちよくて、嬉しくなってしまったのだ。


今こんな時間に日記を書いているのは、
なんだか幸せな気持ちで眠れなくて。


また、頑張ろうという気持ちで一杯で。



これからも、
沢山の悲しいことに出会うだろうし、
苦しいことも沢山あるだろう。


だけど、日本舞踊がある限り、
私は、どんな苦しみからも立ち上がれるような気がする。


そういえば、遠い昔に日記に書いたけど・・・

祖母が危篤だった日も
祖母の御通夜の日も。


私はお稽古に行った。


命のともし火が今にも消えそうな状態の祖母を見舞った時
私は「負のパワー」に全身がやられてしまい、
まともに歩くのが精一杯というほどのダメージを受けてしまった。

病院を出て、「仕事に向かう」という姉と別れて、
私は「お稽古に行く」と言って、一度家に戻って着物に着替えて
お稽古場に行ったのだった。


お稽古場に入った瞬間の、あのまぶしさを今も忘れない。


師匠と男のお弟子さんが並んで踊っているのを見たときの
あの、まぶしさ。


そこにはプラスのパワーが一杯で


私は、全身に満ちていた「負のパワー」が消えて行くのを
その瞬間に感じた。


お通夜の日は、御通夜の前にお稽古をしていただいたのだけど、
御通夜の後、私は、あまりに悲しくて悲しくて
悲しみをどうしていいかわからず
お稽古場に戻ったのだった。

そして、それから、4時間くらい、
他の方の後ろに立たせていただき
狂ったように踊り続けたのだった。


踊り続けているうちに、
いろんな悲しみが癒されていき、
私は、立ち直ることができた。



あの時と同じだ。


そういえば、あの時も
師匠が、「大丈夫?」と心配そうな目で
お声をかけてくださったっけ。


これから、まだまだやらなくてはいけないこともあるし、
手伝ったり、支えたりしなくてはいけないことも沢山。


でも私は頑張れる。もっと頑張る。


踊りがある限り。


なんだって、頑張る!




日本舞踊って。


スゲエっ!
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by ami-aya | 2007-05-19 02:57

歯軋り

子供の頃から
疲れた状態で眠ると
歯軋り(はぎしり)をする癖があるそうです
(「そうです」って・・
・・・だって、眠ってるから知らない・・)

かなりすごい音のようで・・・


ここ最近の「折れ事」に際しまして、
義兄一家と同じ部屋に寝泊りしたわけですが・・。


朝。義姉に指摘されてしまいました(T-T)
「あみちゃん。やってたわよぉ。歯軋り!」


ああああああー。はずかしー。


「あはは。いいじゃない。
 家族以外と一緒に寝ることなんて滅多にないでしょう?」

・・いや・・・そうなんですけど・・そう、なん、です、けど・・・。


いい年して歯軋りする女っていかがなもんでしょう・・。


んー。確かに疲れておりました。
その証拠に、かなりひどい悪夢を見ました(^^;)
おそらく、その悪夢とシンクロして歯軋りしてたのでは?
っと勝手に想像しております。


ひどい悪夢の舞台は、なんと、お稽古場で、
悪夢の主役は師匠でした(T^T)
どんな悪夢だったか詳細は書きませんが
(もう恐ろしくて思い出したくもない!!)
とにかく、起きてから、しばらく立ち直れなくなるほどの
恐ろしい夢でした。
 ※達也先生、あんな恐ろしい形で
  2度と夢に出てこないで下さい。
  どうか今後は楽しい夢にご登場下さい。お願いします(^^;)


それにしても歯軋り、やだなあ。
でもなあ、何せ眠ってるから
どうにもできないもんなあ。


と、こんな感じで日記を書く元気が出てきました。



もう、アルバイトも再開したし。


ダメージからの完全復活まで
後、少し!!
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by ami-aya | 2007-05-17 21:36

ダメージ

むむ。


いろんな意味での「ダメージ」がかなり強く、
完璧に元気になってませんがこんばんは。


食べ物だけは
がっつり食べられるので
まもなく、元気になるでしょう。

それから、踊れば。

踊れば、元気になりますので。


メールのお返事。


なかなかできなくて。


ごめんなさい。


このおしゃべりな私が
なんだか珍しく
陽気な言葉が浮かんでこないの。


もうちょっと待っててね。
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by ami-aya | 2007-05-16 22:41

「忌引き」

今、東京に帰ってまいりました。


実は、先週の金曜日に義父(夫の父)が危篤状態になり、
そのまま他界しました。



そういうわけで、下関には行くことができませんでした。


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金曜の朝、多智雛さんに電話。

行けなくなったことを伝えなくてはならない。


彼女はこれから本舞台を踏む
「お祝いをされる立ち場」のお目出度い状況の人。
しかも、本舞台を前に、いろんな緊張をしているはず。

そんな彼女に、このことを伝えるのはとても辛かった・・・


まして。
もうずっと前から約束してて。
お互いに楽しみにしてたことが沢山あって。

そして、私が逆の立場だったら。

自分の舞台を見に来てくれる、と約束してくれた人の
ドタキャンは、とっても傷つく。
誰でも、これは、絶対に傷つく。


傷つけると、100%わかっていて、私は・・・・。


けれど。

伝えなくては。


電話に出た多智雛さんの声は明るく、
「おお~~どした~♪おはよ~~♪」

言わなくては。

絢也:「ひなちゃん。ごめん。」

ひな:「えー?どしたん?」

絢也:「あたし、下関に行けなくなった。」


彼女の次の言葉は、「えーなんで!?」ではなく、
まだ私は何も話してないのに
既に彼女は何かを察してくれていた。


ひな:「どうした?!何かあったの?!」


事情を話す。


彼女は毅然とこう言った。


ひな:「絢也ちゃん。そういうことは、とっても大事なことだ。
    しっかり、務めておいで!」


私は胸を打たれた。


絢也:「・・・ありがとう・・・・でも・・・・
    こんな直前になってこんなこと伝えてごめんね。
    本番前の大事な時期に、ごめんね。
    約束破ってごめん。
    あたしが逆の立場だったら絶対にショックだもん。
    そんな思いをひなちゃんにさせてごめん」


涙が後から後からあふれる。
本来なら本番前で緊張した日々を送っている彼女を
励まさなくてはいけないはずの私なのに、
そんな心の余裕はなく、
ただ、ただ、オイオイと泣いてしまった。


ひな:「泣くなよ~!大丈夫だよ!
    絢也ちゃんの気持ちが痛いほどわかるから。
    逆の立場だったら、って考えてくれる絢也ちゃんの気持ちを
    あたしが逆の立場ですっごい理解してるから。
    あたしさ、絢也ちゃんの手ぬぐいを、帯にはさんで踊ろうと思う。
    そうすれば、一緒だよ。」


私の涙は益々止まらない。


ひな:「あたしたちの付き合いは、これからも長いよ。
    長い間にはいろんなことがあるさ。
    あたしと絢也ちゃんとの付き合いはずーっと続くんだもん。」


涙涙。


そして、彼女のすごいところは
その後、「そうそう!そういえばね!聞いてよ!」と
明るい話題を提供してくれたことだ。
思わず笑い転げてしまい、共感もし、
笑顔の声で電話を終わることが出来た。


だけど。


やっぱり電話を切ってから、しばらく泣いた。


下関までの道中をともにしましょう♪と約束していた
松本幸龍先生にメールをし、事情をお話した。
幸龍先生からも、励ましのお言葉をいただいた。


そして、師匠にもお話した。
心配のお言葉や、励ましのお言葉をいただいた。


バイト先にも忌引き連絡。


そして私は東京を後にした。

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義父は88歳の米寿を迎えた一ヵ月後に他界しました。
1年半の闘病生活の末の、旅立ちでした。

私は、あくまで「東京に住む次男の嫁」という立場で
年に何度かしか会わない、
縁薄い存在ではありましたが、
それなりに、「思い出」はあります。

義父は、軽井沢駅長を務めた経歴を持ち
「天皇陛下の前」を歩いた時の話を嬉しそうにしてくれたものです。
※天皇陛下の「前」を歩ける人は
 この世でごくごく限られた人。
 「軽井沢駅長」とは、その「限られた人」の一人なのです。

真っ白な夏の制服に身を包んで
緊張の面持ちで昭和天皇の前を歩く義父の写真は
ハンサムで本当に素敵でした。



お酒が好きで、
会えば必ず「月桂冠の燗酒」を酌み交わしながら
一緒にお寿司をつまみました。


闘病生活の中、義父と義母を支えた
義兄、夫は本当に立派でしたし、
義父も義母と二人の息子に感謝して旅立っていったことと思います。


「人の死」、そして、
最期を送り、お骨をあげる、という「仕事」は
本当に辛く悲しいことでした。

納棺、通夜、告別式という出来事の中、
生きている間、縁の薄かった私には
私が出来る精一杯のお手伝いをして、
悲しみいっぱいの「家族」を支えることと、
「沢山の涙で送る」ことしかできませんでした。


多くの人に慕われ、愛されていた義父。
間違いなく「天国」という場所に行くことでしょう。

冥福を心から祈ります。

-------------------------------------------------------

日曜日のお稽古場では
仲良しのお弟子さんたちが
「今頃絢也さん下関だよね~~」
などと話していたそうです。


その時に、
「達也先生は、みんなに話を合わせておられたよ」
ということを後に聞きました。

師匠。
多智雛さんと私にご配慮くださったこと
心から感謝しております。



それから、多智雛さん。

気を遣わせて本当にごめんな。
あなたのHPをさっき見たよ。
舞台のこと、ほとんど書いてないね。
ごめんね。

私に配慮してくれてありがとう。
こうして、もう、事実を皆様にお知らせしたから、
ひなちゃんも、書いて大丈夫だよ。
ごめん。


幸龍先生も・・・。
当日は、私に、写メールを下さったり・・・
そのほか、いろいろと、
ご配慮くださって、ありがとうございました。
そして、本当にすみません。

--------------------------------------------

正直いろんな意味で、
疲労困憊してしまいました。
結構精神的に弱虫でございます。情けないことです。


すぐに立ち直ると思いますので
皆様。今しばらくお待ち下さいまし。
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by ami-aya | 2007-05-15 21:46