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河合亞美と藤間絢也の、日々の日記です。
by ami-aya
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ランチタイムにて

私の隣の席の、
若い女の子AとB。
ハンバーグランチ中。


A:「いや~~マジ参ったよ。」

B:「ホントだねえ」

A:「最短記録だよ最短記録!
   虫に刺されたようなもんだよ。」

B:「虫に刺されたねえ。
  でもさあ。血まで吸い取られなくってよかったじゃん」

A:「まあね。・・・・・・血はすわれなかったけど・・・
    ・・・痕は、残ったけどね・・・・。」


何の会話かというと、
「合コンで知り合った男の子と付き合ったけれど、
あっという間にダメになってしまい、オツキアイの最短記録を
作った」というお話。

それを「虫刺され」と表現し、
さらには、憂いをこめた声色の
「痕は残ったけどね・・」は名言だ。


さらに新たな合コンネタで盛り上がっていたので
かなり軽い女の子たちなのだろうけど(^^;)、
その「痕は残ったけどね・・・」に
彼女たちなりに、その時その時は
それなりに男の子を愛したり、傷ついたりしていることがわかる。


気になるのは「血を吸い取られる」は
何を表しているのだろう?
下世話な言い方をするなら
「ヤられちゃった」(すみません)なんだろうか?
いや、「痕が残った」ということは
そこまでは、いっているのだろう。


ならば、なんだろう?
「心まで全部奪われる」という意味だろうか?
あとあとまで引きずるような傷つき方まではしなかった、
それが「血まで吸い取られなくてよかったじゃん」なのか?


ちなみに、Aは、他にも苦労しているようで

A:「こないだ、●ちゃんとぉ、●ちゃんのカレシとぉ、
  カレシの友達と飲んだのぉ。
  結構イイカンジかな、って思ったらサア。
  そいつ、彼女いやんの。
  ふざけんなよっ!ってカンジでしょぉ?
  なんでそんなのを連れてくるのよぉ。
  マジ、あったまきちゃってぇ。
  帰り、送ってくれたんだけどさあ~~
  カノジョいるなら、そんなことしちゃだめだよぉって
  言ってさぁ~~。」


あらまあ・・・。
カノジョいるのに、「そんなこと」をしようとしたのね(^^;)
まったくおとこってやつぁしょうがないわねえ・・・。


カレシが欲しくて、さまよってる彼女たち。


カレシが、欲しいのか?
恋愛がしたいのか?


わかる、わかるさ。
私も高校生くらいまで経験ある。
女子校だったから、余計に憧れは強くて、
「カレシ」が欲しくて、さまよっていたころがある。

さまよってみたところで、
私たちの時代は、
合コンなんてもんは、まだ主流ではなく
「男子校の文化祭」「うちの学校の文化祭に来る男子校の生徒」が
ねらい目だったが(笑)。


その後、「恋愛」というやつをしてみてわかった。


「恋愛」は、空から降ってきたものに、
ぶつかるようなもんだ。
自分の思惑と、まったく違う方向から転がってきて、
自分の意志とまったく関係のない偶然に支配され、
もう抗えない勢いで「堕ちていく」ものだ。


欲しがって見つかるもんじゃない。


欲しがって、見つける作業をするより。


心豊かに真摯に人と向き合って
いろんなことに挑戦して
人との出会いを大切にしていれば

自然に恋なんて生まれるものだと思うんだけどなあ。


合コンそのものを否定するわけじゃあないけど、


「ヤれる女の子」を物色してる男の子と沢山出会っても、
つまんないと思うんだけどね。
そこから、「たった一つ」を見つけるなんて
滅多にないよ。


だって、恋愛する「目的」があること自体不純なんだもん。


恋は、目的ではありません。


おちるものです。



体中が千切れるんじゃないかと思うほどの恋の一つもしなくちゃさ。


人生つまんないと思うよ。



がんばれ。わかものたち。
by ami-aya | 2007-06-24 23:28
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